何であんなものに?

何であんなものをこの目的に使っていたのだろう。
多分、20年後には、そう思う日が来ると思う。
生産性を著しく阻害する極めて面倒なもの。

それは、Eメールである。
僕は、多分、1日に100通〜200通のメールを受け取る。あたりまえだが、
時差関係なく、世界中からだ。
これは、プライベートを除いての話だ。Gメールまで合わせるとさらに
件数は増える。メールで議論の応酬が始まったりすると、一つの案件で、
あっという間に10通くらいになったりする。これは、僕に限らず、
多かれ少なかれ、似たような環境にいる人はいると思う。

朝は貴重な時間なので、8時半くらいまでは、メールのチェックを
しないようにしている。しかし、出遅れるのも嫌なので、夜の疲れた時間や、
朝の8時半くらいから、メールのチェックを始める。重要度の高いもの、
緊急度の高いもの、今は必要ないが後に参考にしたいもの、不要なものに
分けていく。基本的には、David AllenのGetting Things Doneの要領で、
何をしなければならないのかを吐き出し、優先度を定め、今日の仕事を
決めていく。

30代までは、夜型で、夜の2時でも3時でも平気だった。ひらめきは、
誰もが寝静まった時に降りてくるものだと思っていた。でも、
年齢を経てくると、やっぱり、朝の方が圧倒的に効率がいい。夜、ねちねち
と2時間くらい考えてできないものが、朝やると30分くらいで終わって
しまうこともある。疲れているときには、無理せず、さっさっと寝て、
朝起きてからやる。仮に6時間寝るなら、9時に寝て、3時からやる。
そういうのが効率がいい。朝の頭は、賢いと思う。

その貴重な朝の時間を奪うのが、あのEメールだ。

世界中のいろいろな人から、いろいろな要件がごった混ぜになって、
入ってくる。これは、悪夢である。毎日、世界中の人が、毎朝Eメール
をチェックし、To Doリストを作る。仕事の途中で、緊急のメールが来て、
仕事を中断する。あるいは思考を中断すると言ってもいい。そうやって、
常に自転車操業のように暮らしていく。そういうことでいいのだろうか?

これでは、まるで、Eメールが僕のご主人様のようだ。Eメールから
出てくる指示に従って、毎日の仕事を組み立てる。それでいいのだろうか?
これがあなたの夢の仕事だろうか?

僕はまっぴらご免だ。
僕は、あるメールの存在をしっていても、緊急でなければ、業務時間以外は、
返信しない。メールは一切横において、自分のトピックにとって重要だと
思うことから書き出し、自分が生産性の高い時間にスケジュールを入れてしまう。
その他諸々の件は、生産性の低い時間帯にやる。加えて、こういう時間帯は、
メールをチェックしないなどのルールも自分なりに決めている。
それは、僕なりの自己防衛だ。

多分、自己防衛策として、Getting Things Doneのようなことをやったり、
メールのルールを決めている人もおおいのではないかと思う。

しかしだ。世界の数多くの知識労働者が、こんな風に自己防衛をしなくては
ならないのか?それは、このメールという仕組みが、ある目的を達成すると
いう意味合いにおいて、極めて不完全であるからではないかと思う。

もちろんSNS的なものがビジネス向けにも浸透してきているのは知っている。
今の所、ある特定のグループ内、あるいは、比較的単純なグループ間においては、
機能するが、複雑なネットワークを構成するような仕事の中では、機能が
物足りず、不完全な印象だ。

少し怒りモードで筆が滑ってしまったかもしれないが、不満ばっかり
言っても仕方がない。何も始まらないし、精神衛生上よくない。そこで、
ソーシャルテクノロジーを使って、仕事のやり方を根本から変える
シャードープロジェクトを始めることにした。

僕が仕事を始めた時はEメールさえなかった、そういうおっさんがやる
ソーシャルテクノロジーもいいだろう。何であんなものをこの目的に
使っていたんだろう?そういう仕事場を作ってしまおう。
そんなことを目論んでいる。

さてさて、どうなることやら。

JinK.

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