「学問に王道なし。この程度のテキストが読みこなせないようでは、大学の名を
穢しますし、将来、国際的に活躍しようなどとは夢のまた夢です。私も頑張るから、
それ以上に努力すること」
大学2年生の時に、ゼミナールの恩師からいただいた手紙には、そう書かれていた。
文字通り、頭をガツンと殴られたような気持ちがした。
あれから、20年あまり。
僕なりに、いろいろなことにチャレンジしてきたつもりであるが、
心から満足していない自分がいた。
“一日本人として、グローバルを舞台に、世界を変えるような仕事をする”
そういう夢からは、ほど遠かった。「夢のまた夢」
僕の仕事は、日本が中心。日本を舞台に、日本という視点から、世界を見る。
そのことに限界を感じていた。
そうではなくて、日本を深く理解しながらも、世界を深く理解し、グローバル
という視点から日本の良さを活かし、世界を変えていく。
そういうことがやりたかった。
心から満足する人生を送る、やりたいことをリスクを恐れずに挑戦する。
そういう覚悟で、40代も後半に差し掛かったタイミングで、
長年働いた日本を離れ、家族とともに渡米することを決意。
2013年よりボストン、その後、2016年にロサンゼルスへ異動。
日本生まれの日本育ち。
アメリカのビジネススクールには、随分前に行ったものの、
ずっと日本で働いていたので、もちろん英語とは日々格闘中。
本ブログでは、日本を出るにあたって、あるいはアメリカに来て、感じたり、
考えたりしたことを、キャリアを考える、グローバルで働く、活きた英語を学ぶ、
ビジュアルに考える、日々の雑感などのカテゴリーで書いていきたいと思います。
グローバルを舞台にチャレンジしたいと考えられている方の参考になれば幸いです。
JinK.